※SOLD OUT 【城間栄順】 琉球紅型着尺 松岡姫 「天の梅」
- 2018年3月30日
- 新着商品情報
素材:絹100%(松岡姫)
工房:城間びんがた工房(※城間栄順落款入り)
商品番号:1-093
着用シーズン:10月~5月頃の袷
おすすめ帯:琉球紅型帯、花織帯、琉球絣帯、お洒落袋帯、名古屋帯など
琉球紅型は、14~15世紀頃に始まったと言われており、
京友禅・加賀友禅・江戸小紋と並ぶ日本の代表的な染物です。
永い歴史と風土に培われた王朝文化のひとつでもあり、
洗練された紅型の華麗さはその芸術性においても、
世界の人々から比類のない染物として重宝されています。
紅型の歴史
琉球王朝時代に生まれた紅型は、型染のみによる染色技法で成り立っています。
また、その表現の多様性には独特なものがあり、染色品の中でも特別な地位を占めています。
米糊を防染剤として、顔料や染料を用いた紅型の染技は18世紀中頃には確立していたと見られ、王家や貴族、士族など特定の階級を中心に着用され、琉球紅型独自の世界を作り上げました。
特に紅型のもつ美しさは、美意識「清ら」(チュラ)とも相まって、柳宗悦をしてその著、「琉球の富」で次の如く感嘆せしめています。
「どんな国の女達も《紅型》より華麗な衣裳を身に付けたことがないでせう。とりわけやうな南国ではそれが非常に相応しかったと思ひます。鮮やかな赤や緑の自然に和して、花の如くに咲き乱れたのです」
しかし、明治維新、王朝の崩壊により制作の後ろ盾を失い紅型は急速に衰退します。
さらに、先の大戦で唯一の地上戦は全てを焼き尽くし、紅型を生み出す人も道具も全て破壊しました。
紅型は、ゼロ以下からの再スタートをよぎなくされます。
紅型の工程は大きく分けると、11になります。
図案・型彫・型置・色挿・隈取・蒸・水元・糊伏・地染・蒸・水元と整理
分ければ際限なく増えますが、どの工程も手仕事、経済的な効率性は無視です。
高度な染技と多彩な色の集まりが紅型なのです。
隈取りを中心に暈し技法を効果的に使います。
※こちらの商品はご成約済みです。
この記事を書いた人
沖縄着物(琉球着物)『きもの58』の店長です。お客様にお喜びいただけるよう沢山の沖縄着物をご用意いたします。LINEでも来店予約を受け付けていますので気になる方は是非ご活用ください!!
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