島ぬ色遊び 工房真南風 総ロートン織 付け下げ
経糸:染色 グール+泥藍 グール(オキナワサルトリイバラ) 山中に見られる蔓性の低木で、染色には生の地下茎を使用し、煮だして赤褐色を出します。色を出すには多くの染色回数と日数を必要とし、久米島紬の泥染には必須不可欠な染色剤です。今回の染色には28日の時間を要しました。 琉球藍 キツネノマゴ科 茎葉を刈り取り泥藍を生成します。 藍染 泥藍を藍建てし染色します。藍建の数値化できない微妙さ、建ってからの維持管理など、染色できるまで多くの時間を要し、浸染の回数で濃度を濃くします。
緯糸:染色 グール+泥藍・クヮディーサー・泥藍 クヮディーサー 和名 モモタマナ シクシン科 熱帯を中心に種類が多く、日本には沖縄本島以南と小笠原に分布しています。枝が水平に伸び大きな葉をまとめて広げ木陰を作る為、村落の集会所・公園樹として植栽されています。沖縄の強烈な日差しを避けるためには格好の樹木で、天然のパラソルとなっています。この木が生み出す木陰は沖縄ではなくてはならないものです。沖縄の夏は長く紫外線が非常に強いですが、海洋性気候の為風が常にあり気温が33度を超えることはありません。日差しを避け木陰で休む光景が今もよく見られ、古くから沖縄の生活に溶け込み親しまれている樹木です。亜熱帯では珍しく冬季に紅葉し落葉、染色には主に幹を使用し、時に葉も煮だして染液を得、鼠・茶色を染色します。
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素材
絹 100%
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工房
工房 真南風
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着用シーズン
単衣・袷
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合わせる帯
袋帯・名古屋帯
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商品詳細
工房真南風・総ロートン織・付け下げ 柄・星月夜
経糸:松岡姫 16算 染色 グール+泥藍 緯糸:ブラタク6A 染色 グール+泥藍・クヮディーサー・泥藍
草木染天然染料 饒波真奈美作